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総務省 空き家数900万戸へ
公開日: 2024.5.01
総務省より「空き家数900万戸」発表
昨今、近所でもカーテンが閉まってたり、出入りがなさそうな住宅が増えてきたと思っていましたが、昨日総務省より空き家数が発表になりました。
FNNプライムオンラインの調べでは、2018年の統計調査より、51万戸増加し
過去最多900万戸となり空き家率が13.8%になりました。
社会的な状況から徐々に相続が進み、住まない住宅が増えてきていると考えます。
一戸建ての空き家は、目に付きやすいですが・・・
マンション一室の空き家は、わかりにくいもの・・・知らない間に近所で増加してる事も・・・
≪ FNNプライムオンラインより抜粋 ≫
都心での空き家対策が増加しそうです。
今後ますます個々の空き家の管理が重要になります。なぜ?管理が必要なのか・・・
「売却」、「賃貸」を進めるにあたり注意事項
相続や所有不動産の現状を把握する事から確認しましょう。
まず、資産価値のある土地不動産なのか? 買主、借主にとって魅力ある不動産なのか?
なんでも魅力ある物にお金をかけたくなると思いませんか・・・
【 確認や注意する事 】
①再建築可能な不動産なのでしょうか? → 現在建物がある場合(更地でも同じです)建て替えする事が可能な土地かの確認必要。建物を建てる事が可能な土地不動産が再建築可能の不動産という事で資産価値はあります。
※建物を建てる事が可能な土地不動産とは=建築基準法第42条にて特定行政庁(都道府県、市)が認めた道路に2m以上接していること。調整区域ではない事。市区町村役場で教えてくれます。
②生活に必要なユーティリティーがある事。
※ユーティリティーとは=水道、電気、下水道(オール電化では必要ありませんがガス)都市ガスが来てない所はLPボンベガスを設置する事が出来れば良いと思います。
※浄化槽のある家は、浄化槽管理会社にて清掃してもらったら良いと思います。ブロワーの常時運転が必要?の事も確認ください。
③建物に雨漏れや腐れが無い事。生活するうえで雨風をしのげないといけません。
④建物の外部から見て、「空き家」が朽ちかけて見えたり乱雑になっていると「特定空き家」「管理不全空き家」とみなされ固定資産税が6倍になるリスクがあります。
※上記の詳しい説明は、フェイブルのホームページの【知っ得1】を読んでください。
④建物の外部は整然としている事。一戸建ての場合は草やツタなど雑然としていない事。大きな立ち木等はあまり無い方が良いです。
⑤建物の内部は整然としている事。建物の設備が稼働する事。家具や家財道具などが無い事。
※建物の設備とは=水回り設備(キッチン、洗面台、トイレ)、ボイラー(給湯器など)、照明器具、換気扇、建具等。
※家具や家財道具が無い事とは=厳しい言い方になるかもしれませんが、買主(譲受人)にとって不要です。事前に処分する事をお勧めします。
⑥建物に入って、虫や悪臭が無い事。特にマンションは配管より下水道臭い事が多く水回りの封水を確認しましょう。
⑦建物内にてカビなど発生しない事。最近の住宅では高気密高断熱住宅は特に注意!。24時間換気は必須です。換気扇を止めると家じゅうカビだらけ(クロスなどの表面だけでなく躯体内部・基礎・屋根裏に広がります)となりますので空き家でも通電を止めないで換気扇を回し続けてください。
※私の建築経験にて、約25年前に高気密高断熱住宅の建築をスタートしました。その頃から高気密高断熱住宅は存在します。マンションも同じく要確認です。
⑧空き家の場合は、台風(強風)やゲリラ豪雨などの対策も検討し、植栽や車庫・納屋など飛びそうな物は紐や針金で縛りましょう。(マンションベランダも同じです)
買主・借主さんにとって、新たな生活(店)がイメージ出来る様に行動しましょう。