その空き家自主管理するVS放置する

その空き家、放置したままで大丈夫?

知っ得1

固定資産税が6倍に!

適切な管理を行われていなく倒壊等の恐れのある状態を「特定空き家」と言い、土地の軽減措置が無くなります。さらに、2023年12月の法改正に伴い、「管理不全空き家」は固定資産税の減額措値が解除される可能性があります。
※窓や壁が破損しているなど管理が不十分な空き家(法改正で新設)

知っ得2

相続登記が義務化になります

2024年4月から相続登記が義務化。過料が課される可能性があります。くわしく知りたい方は法務局や司法書士にご相談ください。
※法改正以前に相続した不動産も申請義務が生じる

知っ得3

空き家がまだまだ増えます

空き家の数は20年で約1.5倍(576万戸 → 849万戸)。管理不全空き家になる可能性が高い空き家は100.6万戸となっています。
出典:空き家政策の現状と課題及び検討の方向性(国土交通省:2022年)

知っ得4

空き家の火災・事故はあなたの責任

建物の火災は火災保険。それとは別に屋根の飛散や落下、倒壊などで近隣住民に被害を与えた場合に使える損害賠償保険があります。

知っ得5

空き家にしないために

3ヶ月間人の出入りがないと空き家予備軍。管理不全空き家にならないためには日頃の清浄が重要。高齢者施設に長期入居の場合も管理は大切です。

知っ得6

資産価値を下げない!!

放置すると試算は下がり続けるが、下げないために適切な管理が必要。価値があることで空き家の利活用の取組み、売却、賃貸にもつながります。

このまま放置すると何が起こる?

Problem

事故・事件で賠償問題になることも

固定資産税が6倍に

「特定空き家」は土地の軽減措置がなくなり6倍になります。「管理不全空き家」も対象になる可能性があります。

近隣住民とのトラブル

ゴミの不法投棄、害虫の発生、害獣の侵入、雑草の繁殖などが原因となり、近隣とトラブルになりやすい。

地震や豪雪などによる損壊・倒壊

老朽化や自然災害による破損・倒壊で周囲に被害が発生した場合、損害賠償を請求されることも。

犯罪や事件の温床に

不審者の侵入や放火など犯罪の発生率が高くなり、地域の治安悪化にもつながる。

近隣物件の資産価値が低下

空き家が建っている土地だけでなく、近隣の不動産価値も下がりトラブルに発展することも。

行政代執行による解体費請求

放置物件が行政代執行により解体された場合、高額な解体費用を請求されてしまう。未払いの場合、差押え、競売の可能性も。

Vermin

建物や人に被害をおよぼす害獣・害虫

近隣の治安、衛生環境を悪化させる害獣

人の気配がしない空き家には、ハクビシン・ネズミ・アライグマ・ヘビ・ネコなどの害獣が住み着きやすくなります。
糞尿による悪臭や衛生環境の悪化、噛まれるなどの人的被害も考えられます。
一度住み着くと個人での駆除は困難なため、普段から管理して住み着きにくい環境をつくることが大切です。

ハクビシン

建物や人に被害をおよぼす害虫

空き家に発生する害虫として、スズメバチ・ゴキブリ・ダニ・シロアリ・ムカデなどが挙げられます。
見た目のグロテスクさはもちろん、衛生面での問題や建物への影響、人を刺したり噛んだりする被害も考えられます。

スズメバチの巣

Value of a house

あなたは資産価値を下げる VS 下げない

フェイブルが選ばれる理由

空き家相談士が在籍

不動産業・建設業に30年以上携わる空き家相談士が在籍し、空き家管理に役立つ知識・ノウハウを発信しています。

管理の仕方を動画配信

空き家管理の手順、道具の使い方を専門家が動画で解説。ご自身の状況に合わせて活用いただけます。

必要なものだけを揃えた
セット商品

ご自宅にお届します。ご希望の方は空き家に直接「置き配」としてお届する事も可能です。荷物を持たずに向かう事も可能となり必要な道具を持ち運ぶ手間がはぶけます。
※宅配ボックスは解り易くお願いします。そして置き配袋は、防水と盗難対策をお願いします。

FAQ

よくある質問

建物を管理会社などに依頼すると費用(お金)が必要となりますが、どの位の人が依頼したりご自身で管理されてますか?

全体の3.8%の人が業者に依頼し、88.1%の人が自主管理(所有者と親戚)されていることが国土交通省の調査データーがあります。(令和元年国土交通省「空き家所有者実態調査」)

建物が空き家だと、不法侵入者や不法投棄、動物など害獣が侵入しないか心配

戸締り・カギかけが重要。虫の侵入なども考えると、理想は3カ月に一度は清掃や戸締りチェックが大切です。窓ガラスなど台風と強風時には割れて無いかの都度の確認と対策も必要と考えています。

自然災害など強風、大雨(地震)で通行人への被害が心配

屋根の飛散や落下、壁の倒壊などで他者への損害があった場合は火災保険では対応してないケースがあります。その場合、賠償責任保険がございます。

遠方に建物がある場合は、どの様な管理をすれば良いでしょうか?

換気や水回り設備の虫の侵入、害獣の対策をしっかりすると良いでしょう。長期不在の対策商品などもあると思いますので、いろいろご検討ください。

相続が親戚とまとまらず困っています。

こういったケースでは、不動産業者に依頼するより、専門家である司法書士にお早めにご相談される事をお勧めします。所有者(責任者)が決まらないと、建物を管理する事なく時間だけが経過し、放置される事で「管理不全空き家」になる可能性があるからです。
尚、相続登記は令和6年4月1日から義務化となります。

空き家では電気を停止した方が良いでしょうか?

電気を止める事でメリットとデメリットがあります。まずメリットは、換気扇を動かし建物の換気をする事が出来ます。暗い時は照明も付くでしょうし、清掃時の掃除機にも使えます。
デメリットは、毎月の電気代がかかります。漏電の可能性がありますので、未使用時はブレーカーを落とせば良いでしょう。但し、約20年前から高気密高断熱住宅も誕生しています。高気密住宅では建物全体が密閉された状態ですので、必ず24時間の計画換気を実施しています。電気を止めた場合は建物全体にカビが繁殖する可能性がありますので、この場合は換気を止めないでください。

空き家では上水道を停止した方が良いでしょうか?

上水道を止める事でメリットとデメリットがあります。まずメリットは、清掃時に水道が使える事です。水洗トイレであればトイレも利用できます。
デメリットは、毎月の水道使用量がかかります。地域によっては、合わせて下水道使用料もかかる事もあります。水回り設備の封水が無くなり下水道の臭いや虫が侵入してくる事があります。その場合、定期的にペットボトル等で水が無くなる前に追加してあげる事で問題解決できます。

空き家ではガスを停止した方が良いでしょうか?

空き家では、比較的ガスを停止する事が多いです。もし、少しのお湯が必要であればカセットボンベのガスコンロを利用される方もいらっしゃいます。