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空き家 空き巣 防犯対策

公開日: 2024.5.02

「空き家の空き巣」が増加。 防犯対策

防犯性の高い商品開発と普及を検討した会議【官民合同会議】 が平成14年より発足。

今後は、空き巣と密輸などの犯罪利用されないためにどうすればいいのか。

 

 建物の設備面での対抗処置を講じることによって侵入犯罪の防止を図るために、平成14年11月25日、警察庁では、国土交通省・経済産業省や建物部品関係の民間団体とともに「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」を設置しました。

官民合同会議では、現在の侵入犯罪の手口を踏まえ、建物への侵入を防ぐための各建物部品の基準などについて検討を重ね、平成15年10月からは建物部品の防犯性能試験を実施。平成16年3月、官民合同会議の活動について「防犯性能の高い建物部品の開発・普及の今後の在り方」として取りまとめました。同時に、平成15年度中における試験結果に基づき、「侵入までに5分以上の時間を要する」など一定の防犯性能があると評価された建物部品(防犯建物部品)15種類、計約2,300品目を掲載した「防犯性能の高い建物部品目録」を公表しました。
防犯建物部品は、令和4年3月末現在、17種類3,446品目です。

(警視庁 住まいる防犯110番 より抜粋)

 

空き家と思わせない (当たり前な事でもしっかり行う事が大切)

他人が不法に侵入されるだけでも嫌な事。侵入されない予防とは・・・

 

 

  侵入するのに5分以上かかりそうだ・・・を連想させる。 ≪官民合同会議≫

1.戸締り 

古い家は1ロックだが、可能であれば2重ロックが理想。

【玄関の鍵を花壇の鉢の下に置いている等は問題外。その場合は、見えない所に鍵BOXなどの管理道具がありますのでその道具にて対策ください】

玄関廻りも整然と整理整頓する事で、毎日帰宅しているなと想像させる事大切です。

「きちんとしている。空き家では無いな・・・」 を想像させる。

表札も、苗字だけが理想です。

 

2.照明(ライト点灯)

玄関前に人感センサーのライト設置(人が近づくとライトが付く)

夕方以降に自動的にアプローチ灯点灯!

室内でもタイマー(タイマー付き延長コードを利用)により数時間ライトが点灯。あたかも人が住んでると想像させる。

上記の様なタイマーで電源が入切出来る商品があります。デスクライト(作業用ライト)等に接続し毎日点灯すると住んでいる様にみえます。(近隣住民からは照明器具の消し忘れと思われる事もありますが・・・)

 

3.郵便ポスト

郵便ポストに郵便物がたくさん入って、溢れていると留守と思われる。

収納量のある大きめのポストを用意するのも一つの考え方

近隣の親戚等へ定期的にポスト内郵便物を保管してもらう事も良いでしょう。

 

3.近隣住民に声掛け

ご近所と仲良く。声掛け

近隣住民の方は、以前の所有者の事をご存じと思われるが、新所有者(ご自分の事)の存在などをお声をかけて知ってもらい。

「管理にたびたび、来ていますから・・・」の挨拶とあわせ異常があれば連絡頂けるなどをお願いする。

 

4.カーテン

窓ガラスには、締め切りのカーテンよりはレースカーテンがお勧めです。(いくつかの窓)

室内から外が見えていますのアピール。

 

5.電話

自宅の置き電話で、呼び出し音にて留守を確認される事もあるので、転送電話に変更する。

最近は、携帯電話の利用が多くなってきてますので解約されても良いかもしれません。

その際はご家庭でご相談ください。

 

6.死角を作らない

他者(通行人や近所)から見えない大きな生垣、擁壁などは侵入者の安心の場所。

犯罪者は、人から見られるのが一番嫌がります。

出来るだけ見晴らしの良い整然とした庭やアプローチを演出しましょう。

予算はかかりますが、防犯カメラも効果的。(ダミーの防犯カメラもあります)

 

警視庁・財務省・国土交通省よりお知らせ

特殊詐欺等の部屋として利用されるケースがあるようです。

侵入されない、利用させない事がとても大切です。

(全日本不動産協会 NEWSより 抜粋)

 

空き家の管理の皆様にとって何か防犯対策のヒントになれば幸いです。